道talk 番外編2

2020年3月27日 08時20分

 3月11日(火)のホームページでお知らせしたとおり、1・2年生の個人懇談会(希望者)の際に、東日本大震災に関連した道徳科の資料を紹介し、「おうちで道徳」をしてみませんか、と呼び掛けさせていただきました。早速、お子さまとお話をして返信をくださったご家庭がありました。そのワークシートの中から、「みんなで話し合ったことや、話し合って考えたこと」を紹介します。

○ 1年「桜に集う人の思い」から(自然とのつながり)

 みんなで話し合って、一人一人意見は違うけれど、家族全員が共通して「桜は人々にとってとても大切なもの」と認識していました。そして、この桜を見ることができるのも、きちんと桜を成長させる人がいるおかげだなと思いました。桜は、人々の心を穏やかにするものだと思います。

○ 2年「田老の生徒が伝えたもの」から(安全につながる日常の大切さ)

  田沼町の中学生がみんな無事だったのは、運がよかったのではなく、日々訓練し、訓練で身に付けた知識を災害時に使ったから、できたことだと思います。なので、もしもに備え、無事でいられた田沼町の人々を見習い、自分の命はもちろん、他の人たちも一丸となり、もしもに備えます。

○ 2年「今度は私の番だ」から(たがいに支え合う社会)

  (真海さんが感じたことは、)大切な人や場所を失った苦しみや悲しみはすごく深いのに、被災地の人が明るくふるまっていて、自分の方が力をもらっていたこと。被災地の子どもたちを笑顔にしたい。

ご家庭での話合いの様子をお知らせいただき、ありがとうございました。生徒たちは、道徳科の教科書を家に持ち帰っています。ご家庭で気軽に話し合うきっかけにしていただければと思います。