宥和の像
2021年1月6日 14時10分「宥和(ゆうわ)」とは、「対立する相手を寛大に扱って、仲よくすること」という意味です。
西中学校の正門を入って左前方に進むと、運動場に入る手前に「宥和」という文字の刻まれた台石があり、その上に首を傾げた無邪気に微笑む子どもの石像があります。学校沿革史には、「平成元年2月20日 仲よし像設立」とありました。この石像は、創立25周年記念で当時のPTAより寄贈されたもので、世界的にも活躍された今治市出身の石彫家である馬越正八さんの作品です。
国、言葉の違い、人種、性別、性格、体つき・・・人にはたくさんの個性があります。それぞれの個性を尊重し、認め合い、支え合い、高め合う集団づくりを通して、世界中の人々と「こころとこころ」を通じ合える人に成長してほしいと願っています。新型コロナウイルスの感染拡大によって、私たちの生活は大きく変わりました。新型コロナウイルス感染症を理由とした偏見によるいじめや差別を生じさせない取組が重要です。
「闘う相手はウイルスであって、人間ではありません」
令和の時代になっても、宥和の像(仲よし像)は、西中生の健やかな成長をいつも見守ってくださいます。