おうち学校15日目

2020年5月5日 13時10分

 今日は「こどもの日」。おうち学校も3週間目に入りました。皆さん、元気に過ごしていますか? スティホーム週間を、自分なりに工夫して過ごしていますか?

 現在(正午前)の職員室内の気温は、窓を開けていても25℃あります。外の日差しはまぶしく、小鳥のさえずりが聞こえ、時折吹き込む風が心地よいです。皆さんもおうちで、自然の息吹を感じているのではないでしょうか? 今日5日は、二十四節気の「立夏」。新緑が心地よく、暦の上では一足先に夏を迎えます。校庭の花や樹木は、汗ばむ陽気に一斉に花開き、若葉をぐんぐん伸ばしています。今日は、そんな正門前や正面玄関付近の様子をお届けします。

ボランティア部の白石先生や村上先生が、部員の皆さんに代わって、臨時休業中も交代で、朝晩、水やりをしてくださっています。

 

 おうち学校2日目(4/22(水))のホームページで問題を出した「ハナミズキ」は少し花の勢いが弱まり、代わりにその足下に、菖蒲(しょうぶ)かアヤメが大きな花をつけています。私は、「しょうぶ」と「アヤメ」と「かきつばた」の違いがよく分かりません。誰か、花の好きな人がいたら、ハナミズキの下に咲いているこの花が何か、学校が再開したときに、校長先生にこっそり教えてくれるとうれしいなあと思っています。

 後ろを振り向くと、紅白のツツジを背景に、「宥和」の石碑の二人の子どもがにっこりと微笑んでいます。余談ですが、本校のある先生が、部活が終わって暗い中、疲れ切って帰るときに、この石碑を人と間違えて「こんばんは」とおじぎをしたという話を聞いたことがあります。それはさておき、「宥和」には「相手に寛大な心をもって、仲よくすること」という意味があります。

最近では、新型コロナウイルスをめぐり、日本全国や世界中で、心ないうわさや非難、嫌がらせ、差別、偏見などのニュースを見聞きします。にっこり微笑んだ「宥和」の石碑を見ながら、人としての心を失わないで新型コロナウイルスに立ち向かっていかなくてはと思いました。皆さんも学校が再開したら、正門を通るときに、「宥和」の石碑を見てみてください。早く皆さんに会える日を心待ちにしています。