学生時代に一生懸命打ち込めるもの
2020年5月28日 18時40分放課後の部活動の様子を見て回りました。みんなの練習している姿を見ていると、中学・高校時代だからこそ、一生懸命に打ち込めること、時間というのは、かけがえのないものだなあと心から思います。
1階の和室を訪問すると、茶道部が活動していました。外部講師の先生に、基本的な作法を教わっていました。日本の伝統とも言える茶道ですが、様々な流派があり、作法もそれぞれ違います。共通して言えるのは、落ち着いた心でお茶を楽しむということなのでしょう。時間が静かに流れている空間でした。
3階の第2美術室を訪問すると、美術部が活動していました。部員のみんなそれぞれが無心に作品作りをしています。こだわりを持って、取り組んでいるなあと思いました。また、卒業生のすばらしい作品も展示してあり、時間を忘れて見とれてしまいました。
運動場へ出ると、ソフトボール部女子が練習していました。私がグランドに近づくとすぐに私を見つけ、挨拶がありました。こまめに水分補給もし、きびきびとした動きで練習に集中していました。ボールを出す選手は、相手のことを考えてコントロールよくボール出しをしていました。それに対して打ち返す選手は、一球入魂でバットの芯でボールをとらえるように練習していました。
テニスコートを訪問すると、ソフトテニス部女子が練習していました。部員数が多いので、A・Bのグループに分け、半分の人数で、分散(隔日)練習をしています。今日は、3年生の練習日でした。テニスコ-トの入り口ですぐに挨拶がありました。ボールを打つメンバーも、ボールを打ち返すメンバーも必死でした。「この一球は絶対無二の一球なり」という言葉を思い出すほどの集中した練習をしていました。
学校に戻り、最後にサッカー部の練習を訪問しました。ネット越しに私を見つけると、次々に挨拶がありました。ペアでのボールタッチやボールコントロールの練習から、シュート練習をしていました。キーパーの「絶対止めるぞ!」という気迫が伝わってきました。それに対してシュートを打つ選手は、ゴールのサイドネットを狙っていました。お互いが静かな火花を散らして対決する中でも、それぞれが目的を持って練習をしているなと思いました。