梅雨晴れの日にvol.2(部活動の様子)

2020年6月2日 18時32分

 放課後、体育館を訪問するとステージ側でバレーボール部男子が活動していました。私の右足が体育館の入り口に入るのと同時に「こんにちは!」という声が次々にありました。そして、間髪入れずに、3年生の部員が「どうぞ、座ってください!」と笑顔でイスを持ってきてくれました。なんて、自然な動き。「ありがとう。このようにさわやかにできるのは、学生時代の部活動だからこそ、身に付くことだよなあ。」と、昔、自分が部活動を指導していた時のことをしみじみ思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 コート上では、自分でトスを上げ、スパイクを打っていました。全身バネのような選手が多いことに驚きました。

 隣のコートでは、バスケットボール部女子が練習していました。

 

 

 

 

 

 

 

 イスを相手ディフェンスに見立てて、ドリブルに緩急をつけて一気に抜き去り、レイアップなどのシュートを打っていました。テンポよくスタートし、無駄な時間のない練習をしているなあと思いました。部活動はまだ、個人スキルの習得に努め、接触を伴わない練習メニューをする時期です。今は我慢の時ですが、この積み重ねが対人練習、ゲーム練習に生きてきます。「信は力なり」です。

 しばらくして、ふと、運動場に目を向けると、野球部がストレッチ体操をし始めました。時計は17時45分でした。部活動は、先週末から18時終了・完全下校なのです。ストレッチの後はグランド整備です。しっかりと腰を落とし、丁寧にグランド整備をしている選手がいました。好感が持てます。きっとグランドの神様が、大事な時に味方になってくれることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

  正門に行くと、先生たちが下校指導をしています。部活動の練習でがんばっていたみんなを見送ります。「さようなら。」と元気な声が学校に響きます。また明日、笑顔で会いましょう。