雨音を聞きながら
2020年6月18日 11時30分 今日は、梅雨らしい雨が朝から降っています。明日も降り続くようなので、雨による災害や事故が起こらないことを願っています。
1日のスタートである朝の会では、学級担任の先生から雨の日の校舎内での過ごし方の話がありました。一方で、雨による恵みの話もあったそうです。植物や動物にとっては、この時期の雨は成長のために必要なのでしょう。「恵雨」「慈雨」「雨露の恵み」「甘露の雨」という言葉があるのも、先人たちが雨に感謝の意を表現したものと言えます。
1校時、雨音を聞きながらの授業は、どの教室も落ち着いていました。
2年生の教室です。国語の授業で、ちょうど単元別テストをしているところでした。7月初めの期末テストに向けての前哨戦かもしれません。みんな真剣です。早く終わった人は、俳句・短歌づくりに挑戦していました。この中から「うしお」にたくさんの作品が掲載されることを楽しみにしています。
同じく2年生のクラスでは、社会(歴史)の授業をしていました。豊臣秀吉の行った政策についての学習です。朝鮮侵略について、まずは朝鮮半島の歴史について映像を交えて話をしていました。みんな、その映像を食い入るように見ていました。
1年生のクラスでは、英語の授業をしていました。1年生の英語の授業は、いつ見ても元気がよく、挙手や発言が多いです。先生がテンポよく進め、みんな、その流れにきちんと乗っているようです。
同じく1年生のクラスでは、社会(歴史)の授業をしていました。四大文明についてです。学習プリントを使って、表にまとめていました。先生が見せているのは、亀の甲や動物の骨に刻まれた甲骨文字です。その文字が、今、どんな漢字になっているか予想をし合っていました。
理科室では、3年生のクラスが理科の授業をしていました。リトマス紙を使って、酸性とアルカリ性の水溶液の性質を調べていました。パレットの上に並べられたリトマス紙の反応を学習プリントにまとめていました。
同じく3年生のクラスでは、国語の授業をしていました。月の特徴や起源を、いろいろな図や仮説を用いて説明している内容です。音読をしている時、背筋がすっと伸びている生徒がいました。
正しい座り方は、「骨盤を立てること」と聞いたことがあります。イスに座るときに意識して前かがみになり、お尻をイス座面の一番後ろまで引いてから座ると自然にイスに深く座ることができます。そうすると、骨盤が立ち、その上に背骨が乗るので背筋が伸びます。これが、正しい座り方なのだそうです。
ある大学教授は、「背筋を伸ばすと、脳が覚醒し、情報処理に必要な短期的な記憶力などが高まる。背筋を伸ばしたことで抗重力筋が働き、覚醒に作用するノルアドレナリンが脳内に分泌されるから。」と言います。私も見習い、仕事の効率を上げるためにも実践したいと思います。