東予教育事務所指導主事要請訪問

2020年6月26日 19時10分

 5校時、東予教育事務所教育指導課の指導主事の先生をお招きし、道徳の研究授業を行いました。3年生のクラスです。主題名は、「強く生きていくために」。病気と闘いながら最期まで創作を続けた画家のお話です。
 T2の先生が音読し、T1の先生は生徒の表情を観察しています。T2の先生の声が、みんなの心に染み込んでいくようです。みんなの心の中でどんな変化が生じているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 右腕を失った時の「私」の心情について考え、発表しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私」の行為の背景にある心情について考えます。なぜ、「私」はもう一度、絵を描くことができたのでしょうか。ポートフォリオに自分の考えを書き込んでいきます。T1とT2の先生が机間相談をし、みんなの考えをサポートします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 クラスのみんなに自分の考えを伝え、共有していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 発表してもらったみんなの考えから、自分の人生を深く見つめていった「私」の心の変化をT1の先生が曲線で表します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「私」はなぜ、幸せだと語ることができたのか考えます。「私」にとって、幸せな人生とはどういうものでしょうか。ポートフォリオに自分の思いを書き込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 隣同士で意見の交換をし、自分の考えを見直したり、整理したりする時間です。そして、ミニボードに自分の思いを書きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 クラスのみんなに伝え、全体で共有していきます。この時間も自分の考えを見直したり、整理したりして、考えを磨いていく時間なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日の授業で学んだことを考え、自分の言葉でまとめます。「強く生きる」とはどういう生き方なのでしょうか。
 発表したクラスメイトへ、自然と拍手がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 授業の後、西中の道徳教育の研究説明をし、つづいて研究授業について協議をしました。最後に、指導主事の先生から指導助言です。昨年度の研究会から関わっていただいています。自分の考えを自分の言葉で表現できていた授業での生徒の様子や、また、「考え、議論する道徳について」、「ペア学習や小集団学習、全体学習について」、「全体学習で多面的・多角的に考える学習を行うために」などの貴重なお話を聞くことができました。