心に届け
2020年6月24日 11時15分 度々、紹介している校内の掲示物。新たに発見したものを紹介します。
まずは、3年生。『こんな品種をつくってみたいなぁ』
理科の学習の取組のようです。「育種」とは、利用価値の高い作物や家畜の新種を、人為的に作り出したり改良したりすることです。品種改良というほうが分かりやすいかもしれません。理科の授業の中で、生徒の発想で何と何を掛け合わせ、どんな新しい品種をつくってみたいか、まとめていました。
〇 ナスとトマトの良いところを取って、生で食べるとフレッシュでシャキシャキな「フルーツナス」を
つくりたい。
〇 梅干しとミカンを使って、梅干し味の少しハードなミカン。
〇 鉱物を植物として作れる遺伝を見つけ出し、育てられるようにしたい。そうしたら、資源不足は解消
できるから。
〇 ブルーベリーの視力回復?するところと、イチゴのめっちゃ甘いところを使って、食べると目が良く
なるめっちゃ甘いベリーをつくりたい!
など、発想豊かなアイデアがたくさん詰まっていました。授業の中で、みんなが想像力を働かせることで、「学ぶ力を磨き合う」教室になるんだろうなと思います。
体育館には、以前紹介した「部活動で学んだ十個の大切な事」の横に新しい掲示物が貼られていました。多くの競技で「3年生最後の交流戦」の試合方法が決まりつつあります。運動部に所属する3年生にとっては、中学校での2年半の部活動の区切りとなる試合です。皆さんにとって部活動は、「心の力を磨き合う」場所として、かけがえのないものではないでしょうか。
次は、1年生の教室の背面掲示です。「まぁ、いいか。」と口癖のように言っている私のために掲示してくれたのかもしれません。そういえば、「根気」という言葉にも「根」の文字が入っていますね。「根」という言葉には、「植物の根」以外に、「物事のもと」「物事に耐えうる気力」という意味があるそうです。壁にぶつかり、あきらめかけた時、この掲示を見て、もう少し踏ん張ってみませんか。何か突破口が見つかるかもしれません。みんなで、「鍛える力を磨き合う」教室にしてほしいです。
最後は、多目的室の背面黒板です。4月には書かれていなかった言葉です。これを見つけた時、黒板の前で時間を忘れて、立ち止まってしまいました。多目的室は様々な授業で活用されるので、ぜひ見つけて皆さんに読んでほしいです。