学校再開に向けて

2020年5月20日 15時13分

 今日は、分散(隔日)登校7日目です。
 朝、当番の生徒が国旗・市旗・校旗を揚げていました。挨拶をし、撮影の許可を得ようと声を掛けると、「僕は、当番じゃないので、あの子を写してください。」と手前にいた生徒が答えました。「?」と思い、聞いてみると、友達の手伝いをしているとのこと。
 「なるほど。でも大丈夫。学校のために、友達のために働いていることに変わりはないから。ありがとう。」
もしかしたら、その3年生の生徒は、「〇〇のためにやっている」という意識ではなく、「手伝うことは自然なこと。当たり前。」なのかもしれません。
 掲揚台の横では、校務員さんが落ち葉の掃除をしていました。だんだんと落ち葉の量が増えているようです。毎朝、一番に学校に来て、学校のために様々な仕事をしてくださっています。いつも、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 3校時、校舎内をまわってみました。玄関や教室の前にはアルコール消毒のためのボトルが置いています。その横には、必ず花が飾られています。この花も、誰かが毎日手入れをしてくれているんだなあと思いました。いつも、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 体育館前や3年玄関にある掲示板は、この分散登校が始まってから、生徒会役員の生徒が、時間を見つけて書いてくれたそうです。少ない時間で、しっかりと目標や情報を伝えられている掲示板を作成してくれました。生徒会役員のみんな、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年生の階に行くと、少人数教室の前に、家にいる間に挑戦できる自習プリント(漢字練習プリント、頭の体操)が置いていました。今日、家でこのプリントに挑戦しているBグループの生徒がいるのでしょうね。Aグループの皆さんは、ぜひ、今日持って帰り、挑戦してほしいです。

 

 

 2年生のクラスで初任者の先生が今治市の地形図を使って授業をしていました。社会科の授業だったので、ついつい長い時間その場にいてしまいました。「今治市の地形図を読むことで何が分かるか」という学習課題で、先生から5つのミッションが提示されていました。地形図を読んでいきながら、生徒の皆さんは次々とミッションをクリアしていっていました。先生から、「よしっ。」「いいよ。」「ミッションをコンプリートできたね。」という小気味好い生徒への声掛けがあり、メリハリのついた授業をしているなと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 2年生と3年生のクラスの背面黒板には、様々な言葉が書かれていました。きっと、学級担任の先生からのメッセージなのでしょう。今、生徒の皆さんにこういうことを考えてほしいという思いが伝わってきます。3年生の教室近くには、3年生の学年目標が掲示されていました。学年目標は「仲間とのつながりを深め、自らの未来を切り開こう。」です。「西中の顔として189名がつくる西中」という言葉が添えられていました。皆さんはこれを見て何を感じましたか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 各教室の出入り口の床には、1m間隔にビニールテープが貼られていました。人と人との間隔(ソーシャルディスタンス)を意識するために貼られています。また、掲示板には愛媛県からのお願いである感染拡大回避行動の「①うつらないよう自己防衛!」「②うつさないよう周りに配慮!」「③県外の外出自粛と3密回避!」が貼られています。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 もうすぐ学校再開です。生徒の皆さんも、感染症拡大防止のため、朝の検温やマスクの着用、ソーシャルディスタンスを意識した行動をお願いします。