5校時、東予教育事務所教育指導課の指導主事の先生をお招きし、道徳の研究授業を行いました。3年生のクラスです。主題名は、「強く生きていくために」。病気と闘いながら最期まで創作を続けた画家のお話です。
T2の先生が音読し、T1の先生は生徒の表情を観察しています。T2の先生の声が、みんなの心に染み込んでいくようです。みんなの心の中でどんな変化が生じているのでしょう。
右腕を失った時の「私」の心情について考え、発表しています。
「私」の行為の背景にある心情について考えます。なぜ、「私」はもう一度、絵を描くことができたのでしょうか。ポートフォリオに自分の考えを書き込んでいきます。T1とT2の先生が机間相談をし、みんなの考えをサポートします。
クラスのみんなに自分の考えを伝え、共有していきます。
発表してもらったみんなの考えから、自分の人生を深く見つめていった「私」の心の変化をT1の先生が曲線で表します。
「私」はなぜ、幸せだと語ることができたのか考えます。「私」にとって、幸せな人生とはどういうものでしょうか。ポートフォリオに自分の思いを書き込んでいきます。
隣同士で意見の交換をし、自分の考えを見直したり、整理したりする時間です。そして、ミニボードに自分の思いを書きます。
クラスのみんなに伝え、全体で共有していきます。この時間も自分の考えを見直したり、整理したりして、考えを磨いていく時間なのです。
今日の授業で学んだことを考え、自分の言葉でまとめます。「強く生きる」とはどういう生き方なのでしょうか。
発表したクラスメイトへ、自然と拍手がありました。
授業の後、西中の道徳教育の研究説明をし、つづいて研究授業について協議をしました。最後に、指導主事の先生から指導助言です。昨年度の研究会から関わっていただいています。自分の考えを自分の言葉で表現できていた授業での生徒の様子や、また、「考え、議論する道徳について」、「ペア学習や小集団学習、全体学習について」、「全体学習で多面的・多角的に考える学習を行うために」などの貴重なお話を聞くことができました。
朝、週間天気予報を見ると、曇りや傘のマークが並び、本格的な梅雨がやってきた感じがしました。もう警報が出ないように、雨による災害や事故が起こらないことを願っています。
1,2年生の朝のスタートの様子を訪問しました。登校した生徒から、授業の道具は机の中に、かばんはロッカーに整頓し、読書を始めます。今日は、雨音がちょうどいい効果音で、集中して本を読んでいました。先生が教室に到着すると、朝のドリル学習です。こういう小さな積み重ねが、3年かけて大きな力となります。ドリルのファイルの厚さがバロメーターとなります。
チャイムが鳴ると、日直の司会で朝の会が始まります。朝の会の途中や健康観察の時、担任の先生が一人一人の名前を呼んでいます。呼名された生徒は、返事をします。短いやり取りですが、朝のコミュニケーションを取ります。生徒の皆さんは、これで、一日のスイッチが入るのではないでしょうか。中には、生徒同士で名前を呼び、返事をし合うクラスもありました。そのクラスは、みんな自然と笑顔になっていました。
今日は通常の6時間授業です。朝の会で一日の見通しを持ち、帰りの会では「今日もがんばった。」と言うことができる一日にしてほしいです。
3校時、3年生の教室を訪問すると、「令和2年度版 家庭学習の手引き」を綴じていました。毎年作成し、全校生徒に配布をしていますが、今年、学力向上推進主任の先生が中心になって教科主任の先生と協力し、より具体的で皆さんが実際に家庭学習で活用できるものにしようと、内容を見直しました。
「家庭学習のポイント」や「各教科(9教科)の学習の仕方」をまとめています。教科主任の先生が、「その教科の学習を通して身に付く力」「日々の学習の仕方(授業、家庭学習)」「定期テスト前の勉強の仕方」等を、丁寧にまとめてくれています。迷ったときは基本に返って、バージョンアップしたこの「令和2年度版 家庭学習の手引き」をぜひ活用してください。
その後、期末テストに向けて計画表をつくり、これからの学習計画を立てていました。昨日の2年生同様、3年生も着々と準備をしているなと感じました。
度々、紹介している校内の掲示物。新たに発見したものを紹介します。
まずは、3年生。『こんな品種をつくってみたいなぁ』
理科の学習の取組のようです。「育種」とは、利用価値の高い作物や家畜の新種を、人為的に作り出したり改良したりすることです。品種改良というほうが分かりやすいかもしれません。理科の授業の中で、生徒の発想で何と何を掛け合わせ、どんな新しい品種をつくってみたいか、まとめていました。
〇 ナスとトマトの良いところを取って、生で食べるとフレッシュでシャキシャキな「フルーツナス」を
つくりたい。
〇 梅干しとミカンを使って、梅干し味の少しハードなミカン。
〇 鉱物を植物として作れる遺伝を見つけ出し、育てられるようにしたい。そうしたら、資源不足は解消
できるから。
〇 ブルーベリーの視力回復?するところと、イチゴのめっちゃ甘いところを使って、食べると目が良く
なるめっちゃ甘いベリーをつくりたい!
など、発想豊かなアイデアがたくさん詰まっていました。授業の中で、みんなが想像力を働かせることで、「学ぶ力を磨き合う」教室になるんだろうなと思います。
体育館には、以前紹介した「部活動で学んだ十個の大切な事」の横に新しい掲示物が貼られていました。多くの競技で「3年生最後の交流戦」の試合方法が決まりつつあります。運動部に所属する3年生にとっては、中学校での2年半の部活動の区切りとなる試合です。皆さんにとって部活動は、「心の力を磨き合う」場所として、かけがえのないものではないでしょうか。
次は、1年生の教室の背面掲示です。「まぁ、いいか。」と口癖のように言っている私のために掲示してくれたのかもしれません。そういえば、「根気」という言葉にも「根」の文字が入っていますね。「根」という言葉には、「植物の根」以外に、「物事のもと」「物事に耐えうる気力」という意味があるそうです。壁にぶつかり、あきらめかけた時、この掲示を見て、もう少し踏ん張ってみませんか。何か突破口が見つかるかもしれません。みんなで、「鍛える力を磨き合う」教室にしてほしいです。
最後は、多目的室の背面黒板です。4月には書かれていなかった言葉です。これを見つけた時、黒板の前で時間を忘れて、立ち止まってしまいました。多目的室は様々な授業で活用されるので、ぜひ見つけて皆さんに読んでほしいです。
3校時、各教室をまわりました。今週に入り、授業の様子から「いよいよ期末テストだな。」という雰囲気を感じます。みんなの目の色もだんだんと変わってきているような気がします。
まずは、3年生の英語の授業です。リスニングのテストをしていました。どんな音も聞き逃さないという空気がありました。みんなの耳が大きく見えました。
隣の3年生のクラスでは、数学の授業でした。みんな、集中して問題を解いています。第2章の章末問題を解いていました。先生が一人一人机間相談をし、丁寧に声掛けをしていました。こういう時間にその単元の分かりにくい問題を克服してほしいです。
2年生の教室に行くと学活でした。期末テストに向けて計画表をつくり、これからの勉強計画を立てていました。まずは個人のカードを作り、今回の期末テストの個人の目標を決めます。点数や時間の数値目標だけでなく、「すき間時間を使って勉強する。」という生活上の具体的な目標を立てている生徒がいました。
同じく2年生の教室では、理科の授業をしていました。「NHK for school」の映像教材を活用し、ほ乳類のからだは、生活によってどう違っているのか考えていました。このような映像教材を手軽に授業で活用できることは、学習意欲が高まったり、考えを深められたりする効果があります。
4階にある美術室では、2年生の美術の授業をしていました。自画像をこれから描き始めるようです。先生が実物投影機を活用して、正中線などの基本となる線について説明をしていました。そのあと、各自で作業になりました。先生が一人一人机間相談をし、作業が進むよう声を掛け、サポートをしていました。
2階の1年生の教室を訪問すると、英語の授業でLesson2の単元テストをしていました。この教室でも、先生が一人一人机間相談をし、丁寧に声掛けをし、問題の解き方のコツを教えていました。1年生にとっては、今回の期末テストが中学校生活初めての定期テストです。授業の時間中にたくさんのヒントがあるので、見逃さないようにしましょう。
同じく1年生の教室では、家庭科の授業をしていました。生鮮食品についての学習で、旬の食べ物について学習していました。ワークブックに描かれた野菜を季節ごとに分類していました。先生の軽妙な話に「へぇ~。」というつぶやきが多く、苦労しながらも分類できていました。
運動場では、3年生男子が元気に体育の授業でソフトボールをしていました。今日は、午前中から暑くなってきましたが、みんな生き生きと体を動かしていました。お互いのチームで声を掛け合って、楽しみながら活動をしていました。
今週末には、どの学年もテスト範囲表が配られるように先生たちが準備をしています。先を見通して、家庭学習の計画を立て、実践していきましょう。臨時休業中の家庭学習(おうち学校)の取組の成果を発揮するチャンスです。そして、前の自分よりも少しでも超えてほしいです。
感染縮小期への移行に伴う教育活動について、朝、放送集会を行いました。校長先生から全校生徒にお話があり、今後も基本的感染症対策を行ったうえで学校生活を送るよう、呼び掛けをしました。
感染縮小期への移行に伴う教育活動についてのお知らせを配信します。下記の文書で確認をお願いします。この文書と同じものを、本日、生徒に配布しますので、ご覧ください。
6校時、1年生は体育館で携帯安全教室を開きました。情報モラル教育の活動の一つです。毎年、外部から講師の先生に来ていただきますが、今年は生徒指導主事の先生が講師です。愛媛県警察本部の情報モラル映像教材を使い、「携帯・スマホ・インターネットなどのメリット・デメリットは?」「“ネット上での誹謗中傷”の映像を見て、何が問題であったか。防止するためにはどうすればよいか。」を考えていきました。